らーめん天神下 大喜@仲御徒町

2017年5月25日/らーめん天神下 大喜/仲御徒町/
うめしおらーめん/900円
<湯島時代を含む過去の『大喜』訪問レポ>
1回目・2回目・3回目
道路拡張工事のため周囲の建物がひとつひとつなくなり、
フェンスに覆われるようになって以来ある程度の覚悟はしていたが、
あの名店『大喜』が湯島の地から消えてしまうというのは、
やはりちょっとショックな部分がなきにしもあらずだった。
かつて放送されていた黒カナブンこと福留アナが司会の、
年末恒例の2時間ラーメン特番で全国1位を獲得し人気が爆発、
たぶんラーメン店では初めて整理券制を導入するなど、
ここが一時代の寵児であったことは紛れもない事実!
俺もブログはおろかラーメンの写真すら撮ってなかった頃から、
長い待ち時間をエロ妄想で潰してよく食べに行ったもんです!
2000年代の序盤だからほしのあきとか井上和香とかでしたかね!
しかし僅かばかりのお休みを経てこのたびようやく、
蔵前橋通り沿いに移転再オープンを果たしたのでしたー!めでたーい!
さっそく「王冠印雑貨店」への納品帰りにランチじゃーい!
(水色のジャケットに白ズボンのウルトラクイズ福留仕様で)

最寄り駅は湯島から仲御徒町に変わったわけだが、
屋号には「天神下」がそのまま残してあるのね。
あえてランチタイムを外して13時半過ぎに向かったのだが、
それでも前4人待ちとそれなりの行列をなしていたが、
60分のパーキングメーターの範囲内だったので即パイルダーオン!
それほどかからずにスタッフさんに案内されて入店すると、
10席ほどのカウンターのみの店内は以前よりだいぶ狭くなり、
しかもたまたま一番奥の席だったので先客の背中をズリズリ。
何か当たってるかもしれませんがご容赦ください!
オープンになった厨房は武川店主を筆頭に6人体制という大所帯で、
ひとつひとつの所作をつぶさに鑑賞していると飽きないね!
メニューはまだ絞られていて限定などの類いはなかったが、
それでもアンセムの「とりそば」「純とりそば」をメインに、
「醤油らーめん」「納豆らーめん」「つけめん」と前店舗と過不足なく、
ここは未食の中から「うめしおらーめん」をチョイスしてみたよ!
さて「うめしお」というネーミングからイメージするにてっきり、
塩ラーメンの上に大きな南高梅が鎮座しているのかと思いきや、
こちらではあらかじめスープに梅シソを溶かし込んである。
インパクトこそ無いもののじんわり美味しい鶏と魚介のダシを殺さず、
キュッと爽やかな酸味も楽しめる絶妙なバランシングで、
疲れたマイボディもクエン酸を欲しているのかグイグイ進んじゃうわ!
そして『大喜』といえばバラエティに富んだ珠玉の自家製麺だが、
移転後も店舗の2階あたりで作ってるのかしら?
このメニューにはシャッキリとした細めのストレートを合わせていて、
一本一本が長いけど引っかかりなく上がってくる啜り心地と、
コリッとジャストな芯を残した茹で加減は素晴らしいのひと言!
チャーシューは豚オンリーでロースとバラの2種類を乗せていて、
いずれも口の中の体温で脂身がトロリととろける柔らかさ。
さらにとろろ昆布に花鰹に刻んだ油揚げという、
スープに華やかな変化を与える具材たちも理にかなっていて、
まったく飽きることなくスープの一滴まで完食完飲でございます!
この程度の行列なら今後も取引先に行くついでに寄れそうだし、
次回こそ未食の「つけめん」あたりを狙ってみたいものですな!
じゃあ俺はほしのあきに勧められたオークションサイトで、
空気清浄機を競り落とさなきゃならないのでこの辺で!
なんかペニオクとかいう有名なサイトらしいんだけど知ってる?

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麺屋 坂本01@王子神谷

2017年5月10日/麺屋 坂本01/王子神谷/
特製わんたん麺/900円
わっはっはー!旅だ!旅行だ!トラベルだ!
いよいよ念願の愛媛・松山行きが来週に迫ってきたぞーい!
提携カードをコツコツと使って貯めたANAのマイルを、
洗いざらい使い果たしての年に一度のお楽しみ旅行!
もちろん向こうでも食える限りのラーメンを食ってくるつもりでさぁ!
その前に都内の気になっているお店をやっつけてしまおうと、
リュックにパンツをギュウギュウに詰め込む作業の手をちょっと休め、
今日は王子の新店『坂本01』にやってまいりました!
何やら一風変わった独創的なラーメンがいただけるとのことで、
こちらも独創的な顔面を誇張しながら臨むところよ!

今回はJRの王子駅からアタックしてみたのだが、
北本通りをひたすら北上すれば10分程度で着くくらい。
『ゆめや』というお好み焼き屋だった店舗を改装していて、
古ぼけたファサードには小さな表札だけが掲げられている。
しかしそんな外観とは裏腹にカウンターのみの店内は実にモダンで、
BGMには勇壮なピアノジャズが流れていちゃったり、
スープを温めるのもIHヒーターなど最先端の厨房機器が揃っていて、
あえての外見と内面のギャップを狙ったのかしらね?
メニューは500円とリーズナブル過ぎる「中華そば」をメインに、
「特製わんたん麺」に「焼豚トッピング」とご飯物があるだけだが、
その中でも燦然と存在感を示しているのが100円の「ハンドタオル」!
あれって四つ折りになってるのを広げてちょっとスープに浸して、
しんなりさせてから食べるとメチャ美味しいよねぇ!
えっ?なんでそんなにドン引きしてるの?なんでなんで?
特に今治産のタオルなんて身が分厚くて最高にうまいじゃん!(愛媛つながり)
あいにくそのハンドタオルは売り切れだったので、
ワンタニスタを目指す身として外せない「特製わんたん麺」をチョイス。
すると丼の中で綺麗に畳まれた麺の上にメンマをクロスさせ、
仕上げに実山椒を振りかけた美しいビジュアルに、
サーブ時に思わず「ほぉ…」と感嘆の声を漏らしちゃいました!
水面がキラキラと輝くスープは豚と鶏の清湯だそうで、
そのため非常にクリアであっさりとした飲み口なのだが、
そこに牛脂を浮かべることでこってり感とパンチを与える面白い構成。
さらにミルで挽きたての実山椒の香りがアクセントになっていて、
強いオリジナリティの中でもしっかり美味しくてゴクゴク飲んじゃいます!
そして麺は中細程度の太さのストレートタイプで、
箸でたぐるとしなやかにほどけてスルッと持ち上がってくる。
テボではなく茹で湯で泳がすように茹でているので、
しっかり火が通ってツルリムッチリとしたセクシーな食感が気持ちよく、
見た目以上にボリュームもあるのでしっかりお腹に溜まりますな!
そしてプラス400円というわんたんはかなり思い切った価格設定だが、
SDカードよりひと回り大きいくらいの肉餡がたっぷり詰まっていて、
しかもそれが7個も入っているのでお値段以上ニトリ!
皮はかなり薄めで慎重にすくわないと切れてしまうほどで、
ピラピラと柔らかい食感はまさに「雲を呑む」かのような淡いタッチ。
生姜がほんのり効いたムチムチの肉餡も非常に美味しく、
これは全日本のワンタニスタ達にぜひ食べていただきたいところ!
ただし「特製わんたん麺」にするとチャーシューやタマネギが入らないので、
次回チャンスがあればぜひ「中華そば」もいってみたいですな!
あと屋号の『坂本01』はやっぱり野球ファンとしては違和感があるので、
ぜひここは『坂本006』にしていただきたいところですね!
えっ?坂本だよ!ジャイアンツの坂本!知ってるでしょ!
関西学院大学から2016年育成ドラフト4位で指名された坂本工宜投手だよ!
(分からない人は選手名鑑でも買って勉強しなさい)

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