カラシビ味噌らー麺 鬼金棒@神田

09年9月29日/カラシビ味噌らー麺 鬼金棒/神田/
カラシビ味噌らー麺/780円
『麺屋武蔵二天』の店主が武蔵グループから独立し、
満を持して開店した話題店。
しかも『麺屋武蔵神山』がすでにある神田に出店したっつーことで、
夕方のニュースで「激しいバトル勃発!」みたいな、
プロレス的演出で取り上げられたらしく、
放送直後はとんでもない行列になっていたらしい。
あまり時間もなかったのでリカバリも覚悟で来てみたら、
前10人程度と大したことなかったので発作的に行列に加わる。
降り出した雨に濡れて野良犬臭を発しながらも20分ほどで着席。
ひらがなの「ん」の字のような変則的なカウンターのみ。
外の看板や内装の雰囲気は武蔵系そのもの。
「カラシビ味噌らー麺」は辛さと痺れの具合を選べるのだが、
周りを見ると大汗をダクダクかいてしんどそうな人もいれば、
平気な顔でペロッと平らげてる人もいてまったく辛さの参考にならん!
よって両方とも「普通」で注文。
豚骨がベースのまったりしたスープ。
あまり味噌感は強くなく唐辛子メインのスパイスが柔らか辛く効いてくる。
何より目立つのが仕上げにかけられた山椒油。
スィートスポットに決まったビンタのようにスパーン!とシャープな切れ味。
お冷やを飲むと舌が痺れているのが明確に分かる。
麺は一本一本が短い平打ちの太麺。
噛むと抵抗なくプツンと切れるようなタイプで、
見た目に反して意外と量は少なめ。
具は煮崩したような角煮状のチャーシューにモヤシ、
それに屋号の「鬼の金棒」に見立てたと思われるヤングコーン。
奥さん俺の金棒も試してみませんか!
はい最低ー!
やたら中毒性の高い一杯で、
タラタラと汗が止まらないのについついレンゲが進んでしまう。
食後は舌のピリピリがしばらく収まらず、
やたら甘口の缶コーヒーが飲みたくなってしまった。
雨&大汗のおかげで野良犬臭はさらに加速することに!
臭いにつられてリアル野良犬がたくさん寄ってきたので、
飲みかけの缶コーヒーをめぐんで家来にしてやりました!
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★2009年9月のトータル杯数/29杯
★2009年の通算杯数/251杯
★麺レポスタートからの通算杯数/608杯

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大勝軒 誠@門前仲町

09年9月27日/大勝軒 誠/門前仲町/
ラーメン並盛/750円
あのタンメンで名を馳せた『トナリ』が、
『六輪舎』隣での営業を終えなんと東陽町に移転してきたらしい!
我がお膝元・江東区へようこそいらっしゃいまし(仲居スタイル)!
そんなわけで無意味に下着を新しくしてから、
ウヒウヒいさんでお店に向かってみるとなんと非情のシャッター!
定休日はどうやら日曜に決まったみたいっす…。
そんなわけで門前仲町まで移動してリカバリ。
駅から少し離れたひっそりした立地の大勝軒系のお店でございます。
店内にはやはり店主&山岸さん&飯野さんとのスリーショット写真が。
レイアウトの関係で大型冷蔵庫が厨房に置けないらしく、
客席側に置いてあるので何かとめんどくさそう。
何から何まで一人でこなしているので若干提供まで時間はかかるが、
無駄なくテキパキ動いているので文句は言えまい!
「ラーメン」は供されたそばから膜が張っていくほど濃厚。
節系の旨味が強めのバランスでふぉっふぉっふぉ、なかなかワシ好みじゃわい!
もそっと近こうよれ…!(丼を手前にツーッ)
ただやや塩っけが強いのでちょい喉が乾くかも。
も少しカエシは少なめでもいいかな。
麺は数多ある大勝軒系のなかでもかなり太めと思われる。
ダシを張った湯で茹でてあって、
もっちりもちもち松下由樹です!の食感で迫力十分。
並盛でも茹で前225gもあるそうでボリューム満点。
ボリューム満点といえば松下由樹です(いろんな意味で)!
ぶ厚く切られたロースのチャーシューは柔らかくムチムチ。
あとはメンマとナルト、海苔。
ただ750円っつー値段を考えたらゆで卵半分くらいは付けてほしいところ。
坂東さんの為にもねっ!
「もりそば」に納豆をトッピングするのをやたら推奨していて、
注文した隣のサラリーマンに、
四角いパックのままの納豆が渡されていたのがちょっとおかしかった。
まあ皿を洗う手間が省けるしね。
こういうのエコって言っときゃいいんでしょ(凸)!

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麺屋ここいち@新宿西口

09年9月26日/麺屋ここいち/新宿西口/
うまこくカレーらーめん+ライス(小)/650円+80円
映画の前売券を買いに新宿へ。
朝からインド人のラジャさんの生霊が取り憑いていて、
なんだかカレーモードなワタクシ。
でもラーメンだって食べたいよね!もうっ!欲張りさんっ!
そんなオリーブ少女の食欲をどっちも満たしてくれるのは、
カレーの『CoCo壱』の新業態店『麺屋ここいち』でございます!
普通のCoCo壱よりはやや和風寄りの内装。
おなじみの福神漬けもちゃんと置いてある。
カレーのベースを「うまこく」と「こいこく」から、
さらに麺を「普通麺」か「太麺」かをチョイスして、
さらにさらに指定の辛さを選んでようやくカスタム終了。
意外に冒険心はないのですべて「普通」を選ぶ小市民ですこんにちは!
小ぶりな丼からは食欲をそそるカレーのかほり。
CoCo壱のカレーを豚骨と煮干しのスープで伸ばしてあるそうで、
程よい粘度がありなかなか旨い。
辛さはかなり押さえ目なので、
これなら「ちょい辛」や「辛口」でも全然大丈夫そう。
普通麺はポクポクした食感でシンプルで素朴なタイプ。
一本一本が短いのは汁はねしにくいように配慮されてるのかな?
具は軽く湯通しされたキャベツとモヤシ、
それにスパイシーな味付けの挽き肉。
いわゆるラーメンっぽいトッピングは追加でどうぞ、というスタイル。

余ったスープにげびた表情で福神漬けごとライスをぶち込み、
旨辛粉とウスターソースをかけて即席カレー雑炊に。
当然、白飯とのカップリングはキンキンケロンパ並みにバッチシで、
ソースによってジャンク度が増し一気に食欲を加速させる。
しかし土曜日の15時前とはいえ、
食べ終わるまで終始客は俺ひとりっきり。
スープでスープを洗う小滝橋ラーメン抗争にも、
いよいよ勝敗の結果が見えてきたのか!?
次週、刮目して待て!

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本場尾道ラーメン 鳶@浅草

09年9月25日/本場尾道ラーメン 鳶/浅草/
尾道ラーメン+豚ミンチめし/500円+250円
広島県は尾道。
尾道といえば坂と大林宣彦監督の街。
昨年8月に旅行した際は、
同行した友人女性と冗談で「転校生ごっこ」と称して、
階段からゴロゴロ転がったら本当に人格が入れ替わってしまい、
仕方ないので今でもずっとそのままの状態よ!
何よ!オカマのどこが悪いのよ!
そんな思い出の地・尾道のラーメンが、
すぐ近所の駒形で食えるようになったとの情報を聞き、
内田恭子ばりにスカートをひらひらさせながら向かってみた。何よ!
駒形橋西交差点から目立つ巨大な赤い看板。
もともとラーメン店だったとこの居抜きらしく、
なんか妙にグラグラする変則的な立て付けのカウンター中心。
ちなみにランチタイムは「尾道ラーメン」100円引きです!
ほんのりと甘さのある醤油ダレに、
いりこなどの小魚をメインにしたスープはあっさり&すっきり。
尾道ラーメンおなじみの大降りな背脂ミンチから、
コクがじゅんじゅん染み出てきやがるぜ!
麺はうっすら芯が透けてみえる平たいストレート。
ツルツルと滑らかな食感なのだが、
あまりに滑らかすぎて塗り箸だとちょっと拾いにくい。
チャーシューは肉厚で旨い!
噛めば噛むほど肉汁が出てくるほどジューシー。
あとはメンマのみとシンプル。

先に訪れていたラーツ部ぷっと部員から、
「ぜひ食っときなさい!このオタンチン!」とオススメされていた「豚ミンチめし」。
甘口に煮込まれた豚挽き肉とタマネギがたっぷり。
ごはんとの相性は文句無しでこれは確かに絶品!
卓上の「かき醤油」を垂らすと旨さ倍増!
しかしこれまた塗り箸ではボロンボロンこぼれてしまうので、
レンゲでわっさーっと掻き込むのがベター。
なかなかにおいしい尾道ラーメンが食えて満足です。
また尾道には行ってみたいなぁ~。
つか早く性別を元に戻さないと!何さ!

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旭川ラーメン 蜂屋@神楽坂

09年9月23日/旭川ラーメン 蜂屋/神楽坂/
しょうゆラーメン/750円
ついこの間までラ博に入っていた『蜂屋』。
卒業ということで感慨深くラーツ部のメンバーで食べたばかりだが、
ものの2週間ほどで神楽坂に新店ができると聞き、
衣服が全部脱げるほどズコー!とひっくり返ったものである。
ちょうど総武線に乗る用事があったので、
飯田橋で降りて様子見に行ってみた。
「ペコちゃん焼」で有名な不二家の向かいの雑居ビルの2階。
ウナギの寝床状のホソナガーイ!(スタン・ハンセン)店内。
厨房には二代目のご主人の姿が。
壁にはシマフクロウのパネル写真があちこち貼ってあって、
眼光鋭くこちらを睨んでいて怖い!ホーホー!
「しょうゆラーメン」は基本的にはラ博と変わらない。
豚骨と鯵干しで取ったライトめのスープに、
焦がしラードの独特のコクが広がる。
とはいえ昔よりラードのクセは抑えられた印象で、
インパクトはなくなったかもしんない。
旭川ラーメンといえば低加水麺。
ややちぢれがあってスルスルと胃に収まるライトな食べ心地。
チャーシューは脂身のほとんどないしっとり系。
メンマはザキザキした食感が変わってる。
入口が目立たないせいもあるのか、
手の空いた店員さんは次々と外に呼び込みに出ていた。
都内でも指折りの家賃高そうエリア・神楽坂。
なんとかペイできますよーに!

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豚そば 笑堂@本川越

09年9月22日/豚そば 笑堂/本川越/
豚そば+豚めし/700円+350円
世間がシルバーウィーク!シルバーウィーク!と騒ぐなか、
シルバーシートに苺ジャムを塗りたくるのが趣味のこむら代表。
せっかく連休なんでどっか行くか~と、
思いつきで川越までドライブに行ってきました。
なんかNHKの朝のドラマの舞台になったみたいで(おしん?)、
ちょっとしたブームなのか狭い蔵の街はギューギュー詰め!
「菓子屋横丁」なんて足の踏み場もねぇ!
人ごみが苦手なのですっかり疲れてしまい、
もうラーメン食って帰る!と本川越駅方面へ避難。
『頑者』には年末の炊き出しレベルの行列ができていたので、
ちょっと歩いてこちら『笑堂』をチョイス。
豚骨の濃密なオイニーが広がる店内は、
カウンター席のみで店舗面積もかなり狭め。
丼を下げる時やお会計はわざわざ店員が一度外に出て行っている。
壁には「過去の替え玉記録」を掲示する張り紙や、
微妙に古い「京都花月」のお笑い公演のポスター、
これまた微妙に古い空き缶のコレクションなど、
混沌とした世界観が展開されております。
基本の「豚そば」はう~ん、クリーミー!
しっかり髄の旨味が出ている純とんこつスープながら、
舌に一切のざらつきを感じないほど滑らか。
ジャガイモやサツマイモのペーストを混ぜているらしいが、
よっぽど丁寧に裏ごししないとこの滑らかさは出ないだろうな~。
とんこつラーメンでは定番の極細ストレート麺。
「バリカタ」で頼んだのでザクッとした歯ごたえ。
替え玉前提とはいえけっこう量は多めに感じた。
ドーンと乗ったデッカい角煮はトロトロのトーロトロ。
香りの強い万能ネギは大きめにカットされていて、
ボリボリした食感を楽しめるのが面白い。

んでそのトロトロちゃんをバーナーでボーボーして、
あきたこまちに大量に乗っけたのが「豚めし」。
んなもん相性が悪いはずもないでしょうよ!
ついついスープをグビグビ飲んじゃったので、
替え玉はできずにそのままごちそうさま。
帰り道も豚骨臭にまみれたまま高速の渋滞に巻き込まれることに…。
もう二度と大型連休中に出歩いたりしないんだからっ!

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一風堂marunouchi@有楽町

09年9月20日/一風堂marunouchi/有楽町/
赤丸かさね味(チーズ入り)/1050円
今宵は日比谷野外音楽堂にて「琉球フェスティバル」。
名だたる唄者の沖縄民謡を聴きながら、
オリオンビールや泡盛でベロベロになれるという、
沖縄好きのダメ人間にとっては最高のコンサートなのです!
そんなわけで久々にザギン周辺を半眼で徘徊。
先日オープンしたばかりの『一風堂』の新店へ。
シムシティ顔負けの勢いで再開発が進む東京駅周辺。
「ブリックスクエア」という三菱ビルの一角。
つか何この「お金かかってまっせ~」丸出しの巨大建造物!
俺も誰か20,000円くらいで再開発してくんない?
フードスペースのあちこちにコンシェルジュがウロウロしていて、
店舗の写真を撮るのもやたら恥ずかしい…。
ここはやはりその店舗独自のメニューを、ってことで、
「赤丸かさね味」のチーズ入りをチョイス。
「一風堂」といえば卓上のもやしや辛子高菜。
小皿にとってつまんでいると、
どこからともなく「ビールを頼みなさい…」という女神様の声が!
ということで生ビールを追加注文(末期)。
久しぶりに食べた「赤丸」だけどちょっと変わったのね。
相変わらずコクはあるのに豚臭さのまったくない、
上品な豚骨スープにマー油とうまみ玉のアクセント。
刻みタマネギなんて前は入ってなかったよね?
麺は博多ならではの極細ストレート。
固めで頼んだのでサクサクした歯ごたえが楽しめる。

チーズはパンとともに別皿で登場!
熱せられているのでフツフツとしております。
言われた通りよ~くかき混ぜてからスープにダイブ!
…正直、あっという間にチーズが固まってしまうので、
スープ自体への変化はあまり感じられず。
『大石家』みたいなとろけるタイプだといいんだけどなあ。
ただ豚骨スープとチーズの相性は申し分なし。
特に固まったチーズをパンに乗せて、
少し豚骨スープに浸して食べたらビシッとはまったずら!
まだオペレーションにたどたどしさはあったものの、
大都会の一等地中の一等地でも充分勝負できる器のデカさを感じた。
オラももうちょいビジネスマンとして大成しなければ!
(河原で拾った石を売る商売)

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人生@水海道

09年9月19日/人生/水海道/
人生ラーメン/400円
※写真は暗すぎてphotoshopで加工してます。これが限界!
ラーツ部茨城の旅、
いよいよラストにしてメインエベント『人生』へとやってきました!
なんて高尚な屋号なのかしら!
裏寂しい街道を走っていき、
豊水橋という鬼怒川にかかった橋を渡ると、
営業中を示す青い信号が川沿いに光っているらしい。
目を押切もえみたいに見開いて探したものの、
どこに信号があるのか確認できず。
不安にかられながらもさらに奥まった路地をクネクネ。
行き止まりのような立地にようやく「支那そば」の提灯と、
謎の二宮金次郎像を発見。やれやれ。

ご覧の通り雰囲気はもろ大衆酒場。
演歌を通り越して昭和初期の歌謡曲が流れるなか、
常連さんが一杯やりながら会話に花を咲かせている。
店内が真っ暗なのでラーメン写真もご覧の有様…。
そこかしこに店主の直筆らしき格言が貼られている。
中には「こども電話相談室」のやりとりなんかもあって謎は深まるばかり。
「砂肝の唐揚げ」や「手羽餃子」などつまみ類も豊富。
思わずビールや日本酒に手を出したくなるがドライバーなのでダメー!
飲んだら飲むな!乗るなら乗るな!
看板の「人生ラーメン」は具の無いいわゆるかけラーメン。
ところがこれが抜群に旨い!
透き通ったスープは一切の雑味がなく、
生姜がキリッと効いていてシャープな飲み口。
あとからジワーッとダシの旨味が広がっていく。
あまりの繊細さにもはやネギすら不要に思えてくる!
麺は見事に同一方向にたたまれた極細ストレート。
するすると胃に収まっていくような軽快さもありながら、
もちっとした弾力も併せ持つナイスな奴だぜ!
ちなみにぷっと部員が頼んだ「ラーメン」は、
チャーシューやナルトなどの具が乗ってくる通常のラーメン。
こちらも味見したら明らかにスープが違う!
より豚の旨味が強く感じられるもので、
ひょっとしてチャーシューから出たエキスによるものかと。
これはこれで相当おいしゅうございます。
夢中で啜って飲んでいるうちに、
気がついたら部員全員スープまで完食!
飲み干した丼の底にはこんな格言が…。

泣かせるねぇ…(演歌の花道ナレーション風に)。
大満足で茨城をあとにするついでに、
もう一回よ~く橋から見えるはずの信号を探してみると、
離れのような小屋の屋根の上にぽつんと…。

ちっさ!

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